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HD革命/WinProtector をインストールするとSysprep(シスプレップ)できなくなる(原因と回避策)

現象

 HD革命/WinProtector をインストールするとSysprep(シスプレップ)の複製用マスターイメージ作成ができなくなる現象が確認されています。
 このページでは、その原因と回避策についてご案内いたします。

事例

●事例 1

  1. HD革命/WinProtector をインストール・再起動。

  2. 複製用のマスターイメージを作成しようとすると以下のメッセージが表示され、警告通り再起動してもエラーがループする。


 「sysprepを初期化できません。再起動が必要なWindowsの更新プログラムが1つ以上あります。
 sysprepを実行するには、コンピューターを再起動してアプリケーションを再起動してください。」

事例 2

  1. HD革命/WinProtector をインストール・再起動。

  2. 複製用のマスターイメージを作成しようとすると以下のメッセージが表示され、Windowsが起動できなくなる。


 「このコンピューターのハードウェアで動作するように Windowsを構成できませんでした。」

原因

 HD革命/WinProtector のレジストリ除外機能を行うデバイスドライバが Sysprep の動作に干渉してしまうことが原因です。
 インストール時に導入されてしまうため、下記の運用での回避方法にて対応をお願いいたします。

回避方法

 「初期設定サポートツール」を使用して、HD革命/WinProtector のレジストリの除外機能を停止させてから、Sysprep のマスターイメージを作成します。

 

  1. HD 革命/WinProtector のインストールフォルダー(C:\ProgramFiles\ARK Information Systems Inc\WinProtector)の中にある「WPSupportTool.exe」を実行して「初期設定サポートツール」を起動します。

  2. 「レジストリ除外機能を無効にする」をオンにして、「適用する」をクリックします。

  3. 以上でレジストリ除外機能が無効になりますので、この状態でSysprep のマスターイメージ作成を実行します。

  4. Sysprep のマスターイメージ作成実行後のコンピューターの初回起動時の初期化処理が終了したら、HD革命/WinProtector を使用する前に、手順1.2.で今度は「レジストリ除外機能を無効にする」をオフにします。

 

※「レジストリ除外機能」を使用しない場合は、オフのままでも構いません。

関連FAQ

​「初期設定サポートツール」について

マスターイメージ作成時の注意事項、Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項

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