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マスターイメージ作成時の注意事項、Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項
マスターイメージ作成時の注意事項
マスターイメージにWinProtectorのクライアントソフトウェアを含め、作成される際の注意事項を記載いたします。
WinProtectorの設定情報を反映する手段として以下の2種があります。
①WinProtectorインストール後、PC個々に設定ファイルを反映する。
②マスターイメージに設定ファイルごと読み込ませる。
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マスター用PCへWinProtectorをインストール
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「設定」から各種設定を行い、再起動(保護ONで起動)
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WinProtector保護解除(保護OFF)再起動
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「Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項」※を実施(レジストリー除外)※本ページ下部参照
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マスターイメージを展開
Network Controller 版のマスターイメージを作成する場合は以下の注意点があります。
<レジストリキーから一意性情報(UUID)を削除する>
1.Network Controller クライアントサービスの停止
「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」の「サービス」を開きます。
「Network Controller Client Service」を選択し、左側の「サービスの停止」 をクリックします。
2.UUIDの削除
「Windows」キーを押しながら「R」キーを押すと「ファイル名を指定して実行」 画面が表示されます。
ここで、「regedit」と入力して「OK」をクリックします。
以下のレジストリまで移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ARKInformation Systems Inc.\NCS
名前欄の「ClientPCUUID」を右クリックして削除を選択します。
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UUIDが存在しない場合、インターネットへ接続してから再起動してください。新規インストール時にオフラインの場合、UUIDが生成されません。
サービスが起動すると自動的に「ClientPCUUID」が作成されますので、改めて1.2.実行後、マスターイメージを作成してください。
Sysprep(シスプレップ)を利用する場合の注意事項
「初期設定サポートツール」を使用して、HD革命/WinProtector のレジストリの除外機能を停止させてからSysprep(シスプレップ)のマスターイメージを作成します。
HD 革命/WinProtector のインストールフォルダー(C:\ProgramFiles\ARK Information Systems Inc\WinProtector)の中にある「WPSupportTool.exe」を実行して「初期設定サポートツール」を起動します。
「レジストリ除外機能を無効にする」をオンにして、「適用する」をクリックします。
以上でレジストリ除外機能が無効になりますので、この状態でSysprep のマスターイメージ作成を実行します。
Sysprep のマスターイメージ作成実行後のコンピューターの初回起動時の初期化処理が終了したら、HD革命/WinProtector を使用する前に、今度は「レジストリ除外機能を無効にする」をオフにします。
※「レジストリ除外機能」を使用しない場合は、オフのままでも構いません。